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執筆者の写真Seiko Kinshichi

東京日本橋でお話とお酒とおつまみと




地震、水害、その中でも生活基盤を作ったり、仕事の継続と近い未来を考える。 被災者はそれぞれの立場で今できることを行ってます。


「今後どうするの?」 挨拶のように尋ねられますが、本気で聞いているのかちょっとした好奇心かわかりませんが、もう少し思いやりがあればいいなと伝えたいです。以前も記述したのだけど、家・会社の建物、ふるさとの風景も思い出も簡単に「被災した」という上書き保存になりました。 自力のみでは進むのが難しいので、今できることをこなし、出会うことで少しでも平常に近づこうとしています。


先祖から150年暮らしていた場所がお正月に住める場所ではなくなり、それをたった9ヶ月で元に戻すのは困難を極めます。「蔵は建ちましたか? いつ建てますか?」 って簡単に聞くけど自分がその立場になったら、悲しくなることがあるとか想像してもらえるといいですね。そもそも家を建てるのもいつになるのやら。


私と家族は「みなし仮設住宅」で金沢に2月から生活しています。石川県内でも意外と被災地を知らない、県外遠方だとなおさら知られていない事もあり、現状をお話する場にはできる限り参加しています。すでに友人や石川県にゆかりある方々の参加表明を頂き感謝しています。でも新しい視点を持った方や、何か能登にお手伝いしたいけどできずにいる方にもこの会に参加してもらうことが復旧への歩みになります。


私で3回目の会ですが、会を重ねるごとに集客は難航していると感じています。能登の大震災が風化することと似ています。


当日は、秋限定の「ひやおろし金の星」も味わえます。このお酒ひとつでも、沢山の救いの手で生まれたこと、その過程もお話します。美味しく味わう事が私たちの生業になり、能登に気持ちを寄せていただく機会になるので、ぜひ参加をお願いします。




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〈予約サイト〉 https://peatix.com/event/4108456

 食事の準備のためこちらに入力をお願いします


〈日時〉 2024年10月12日(土) 14:30〜17:00(14:00開場)

※当日のスケジュールは後日お知らせ致します。


〈会場〉 わたす日本橋 

東京都中央区日本橋室町2-1-1 日本橋三井タワー2階  電話:03-3510-3185


〈参加費〉 5000円/1人

※皆様の参加費は、全て能登半島支援に使わせて頂きます。参加費の50%は、スピーカー2名へ。50%は、能登半島から仕入れた食材を使ったおつまみ3種とお飲み物1杯です。※飲食内容は後日お知らせ致します。

※本イベントの運営・スタッフは、ボランティア(無償)です。



おつまみBOXのメニューです。

◆いしる煮

 イカやイワシで作った独特の風味や旨みが凝縮されている魚醤「いしる」を使った料理で、大根・里芋・イカを使った奥能登の郷土料理です。

◆能登牛の柳川風

 旨味と甘みがたっぷりの能登牛ばら肉と牛蒡を甘辛く煮て卵で綴じました。酒の肴にピッタリの味付けに仕上げました。

◆能登産茄子の”なすそうめん”

 そうめんの産地として知られていた石川県の郷土料理です。そうめんと茄子は柔らかく煮込まれている為、煮物に近い感覚 で食べられています。

◆大江山 ひやおろし金の星

 蔵元では完売しました。 協力醸造で生まれた奇跡の秋酒。

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