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執筆者の写真Seiko Kinshichi

北陸中日新聞 復興へ一献 感謝伝え 手渡し販売GO



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【 北陸中日新聞 2024 04 19 復興へ一献 感謝伝え 手渡し販売GO 】

20240502


能登半島地震から4か月たちました。

着の身着のまま、すべて置いて酒蔵と家を離れたことが昔に感じます。日本酒業界のみならず、沢山のお客様やゆかりのある方々、友人やお取引先、そして震災で出会った災害NGOや県外の酒蔵様、、、、 皆様のおかげで今は少し落ち着いて暮らしています。


1月は年末に仕入れた酒米は取り出すすべも、3トンを運ぶ力もなく諦めていたのに、(一般ボランティアは事業所や赤紙は入れないと言われたから)縁あって、コミサポ広島さまと災害NGO結さまのお力をお借りして、出したい酒米とお酒を取り出しました。この酒米は現在3か所で日本酒になります。

 

お米から液体のお酒になることで沢山の方にお届けできるようになったのです。そして本業の酒蔵としての仕事が少しずつでき、被災地域外で元気に活動されている方々の知恵から、4月にはお酒を愛するボランティアによるお酒の洗瓶とラベル貼り、そして配信と販売。

出荷の際も家族だけではとても量が多くて間に合わなくて、更にお手伝いに来ていただいたり。困ったときは助けて欲しいと言えるようになりました。


レスキュー酒やAlive酒が届いた様子も沢山SNSでアップされており、感謝しております。

色んなつながりから、それぞれの得意分野で松波酒造を続けられるようにサポートして気遣ってくださる方が多いことに本当にありがたい気持ちでいっぱいです。


冬の製造繁忙期にお酒造りに協力していただいた、酒蔵加越様、土田酒造様、伊東株式会社様でも素晴らしいお酒が醸されています。新酒が出来上がって届けることも今までならスムーズでしたが、そうはいかないのでECでのお届けには2週間お時間頂いています。もともとECサイトを20年以上続けていることで遠方のお客様も多く、応援していただけて忘れずにいてもらっていて嬉しいです。


そんな中で、NGO結チームより、「あえて松波で蔵の前で100本販売してみたらいい、お手伝いもします」そんなご提案を頂きました。まさに旅する酒米 百万石乃白。 輪島市町野町で生まれ→→大阪で精米→→松波酒造→→小松市 酒蔵加越→→お酒となり松波酒造へ、、

1月末に酒米を運んだメンバーは今回は声を出して売り子さん活動です。


販売というより、久々にご近所さんとお話しをしたりSNSからのご来店もありました。

お天気も良く、楽しい販売活動は夕方で本当に100本完売。 以前より人も少ない、普通っぽい暮らしには程遠いシチュエーションでしたが今できる最大限の活動。事前にチラシも作って頂いたり、お茶を飲めるスペースを作ったりと準備も完璧でした。


色んなボランティア活動がありますが、話を聞いて得意とする分野で被災地域を少しでも綺麗に明るく生きやすい場所にしていくことが必要とされています。


そんなお酒の第一弾 大江山GOです。

東京では八重洲の石川県のアンテナショップにも並んでいます。

石川県内の酒販店様でも扱っていただいています。


大江山GO物語はまだ続きます。

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